これまでにも数えきれないほどの残虐な戦闘を続けているが、ここにきて大規模攻勢と称して経験の浅い兵士を最前線に押し出され、弾除けのように扱扱われて無駄死にさせられ続けている。
そして、ウクライナに暮らす民間人に対してもこれまでにも増して、ミサイル攻撃などで「住まい、医療施設、公共インフラ」などを集中的に破壊し続け、ウクライナの人々を第二次世界大戦中のような生活に追いやり、その生命を脅かし続けている。
こんな鬼畜以下の行為を平然と命令し続けるプーチンなど、もはや人間と呼ぶに値しない、下劣極まりない生き物でしかない。
野生の獣でも自らの命をつなぐという本能に基づいての狩りはするが、プーチンのようにただ殺すことは決してしない。
その意味からも、今のプーチンは獣以下の存在でしか無く、この地球上に存在すること自体が悍ましいこととしか思えない。
ウクライナの人々はそれでも自国を守り抜く決意にいささかの揺らぎも無く、一致団結して徹底抗戦を続けているが、さすがに多大なる犠牲をはらい続ける中で、NATOからの武器供与が遅れることで、悲惨な状況が益々加速されているのが現実で、激戦地バフムトでは、徐々に劣勢に立たされるようになり、屍と化したロシア兵の上を乗り越えて進んでくるロシア兵に対して交戦を継続させてはいるものの、兵站路も断たれつつある中で、全面撤退の時期を慎重に見定めているところだ。
東部の要衝バフムトに関しては、ならず者集団であるプリゴジンをはじめとする犯罪者が屍を積み重ねつつ、日々数センチずつ進撃を続けてきたが、ウクライナ軍の抵抗は想像以上に激しく、犠牲者に見合う成果は得られてこなかった。
それでも鬼畜ロシア軍は、大規模攻勢のターゲットとしてバフムトに照準を合わせて、ロシア軍本体でも精鋭部隊とされる空挺部隊を投入して、完全掌握を目論んでおり、ウクライナ軍が劣勢に立たされる中、バフムトにとどまっているウクライナの民間人約六千人に対して退避するようウクライナ政府は呼びかけ続けている。
バフムトに止まり続けているウクライナの民間人が残る状態で、鬼畜ロシア兵が占拠した時、侵略当初に起こったキーウ近郊のブチャで起こった悲劇と同じような惨劇がまた繰り返されるのが眼に見えている。
今やロシア軍と言ってもただの戦争犯罪者の集団と化してしまっているので、ウクライナ人を人として見ていないというのが前面に押し出されて、略奪、拷問、虐殺とありとあらゆる戦争犯罪を平然と行い、またぞろウクライナの人々から奪ったものを誇らしげにロシアに送る愚か者が出てくることだろう。
しかし、それは自ら戦争犯罪者であると自白するようなもので、いずれ国際的な司法の場で戦争犯罪者として裁かれるとき、より重い刑罰が科されることになり、親族にも辱めを受けさせる情けない行為に至るという事を意味しているのだ。
ロシア国内で待つ家族は、誰一人として自らの家族が戦場で言葉に表せないような戦争犯罪を犯し続けているとは夢にも思わず、只々無事に戻ってくることだけを祈り続けているのだと思います。
しかし、それに引き換えウクライナに暮らす人々は、他の人々への思いやりより自らの身の安全をまず考えて、中には暗い地下室で数か月も暮らしている人々が多数いることを知ってか知らずか、ぬくぬくとした家で日常生活を送り続けているのだから、あまりにも不条理な話だと私は思うし、ウクライナに供与する武器ももっと長射程のものを供与して、ロシア領内にある兵站基地を直接攻撃するような武器を供与して、まずロシア軍の兵站を止めて、前線での戦闘継続をできないようにさせるようにすべきだと思う。
ピンポイントで兵站基地や兵站路を攻撃することで、ロシア国内で呑気に暮らしているロシア人にも身の危険を感じさせ、今ロシアがウクライナで行っている鬼畜以下の戦争犯罪を強く意識するようになることで、ロシア国内からプーチン退陣の動きが加速するようになることも期待できると思われる。
とは言っても、狡猾なプーチンは、自国民であっても、命を奪うことを躊躇しないことは、これまでに数々の暗殺や敵対する人間の度重なる不審死を見れば明らかで、国内に残る治安部隊がその任に当たることになっていて、もうすでに戦争反対を掲げただけで拘束され身の危険を感じさせることで、人身掌握しているのが今のロシアの現状だ。
NATOのストルテンベルグ事務総長は
「ロシア軍の大規模攻勢は始まっているようだ。」
などと悠長なことを言っていたが、そんなことは全世界がすでに認識しており、その大規模攻勢を跳ねのけるための武器の供与が早急に必要なのに、その点に関して加速させる動きが見られないことに、ウクライナのゼレンスキー大統領は危機感をあらわにして、早期の武器供与を声高に訴え続けている。
もはや、負けさせない戦争ではなく、完膚なきまでに叩きのめす戦いになっており、ここでウクライナを支えきれなくては、この先益々プーチンがつけあがることになり、それに伴って中国も傍若無人な振る舞いをエスカレートさせ、習近平の邪悪な世界制覇の野望がいよいよ実行に移されることにもつながり、益々地球全体がキナ臭い空気に包まれることになってしまうだろう。
そんなことになれば、長きにわたって抑圧された世界が続くようになり、狂った人間の思い通りにされてしまうことになるのは必定だ。
果たして、全世界の人々がそんな暗黒時代を望んでいるのだろうか。
少なくとも私は、願い下げだ。